2024/6/1
Horizon Oneは設立から3年目を迎えました。
経理・人事領域等の間接業務の業務改革並びBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）を軸にサービス展開していますが、設立から2年の間、顧客課題の解決のため様々なサービスの開発と提供を積み重ねてきました。それは特定顧客向けのサービスであると同時に、今日の日本社会全体が直面している課題解決に向けた取り組みとも言えます。
昨今、地政学上のリスクがある中で、オフショアBPO（海外拠点での業務運用）を日本国内の運用へ移行させるケース（リショアリングBPO）が多く見受けられます。海外拠点の人件費高騰や為替リスクの回避という要素もありますが、大量の定型的な業務だけでなく専門的並び多品種少量の業務も含めたBPOを通じて、社内の全体コストを削減したい、また情報セキュリティも含めてBCPに備えたいといったことも目的としています。弊社のBPOスタッフは全員が実務経験者です。オフショアBPOでは困難と言われてきた日本品質であり、かつ海外に負けないコスト競争力（高い生産性）を通じて、日本企業の競争力強化の実現を目指しています。
また、日本人材のリスキルが叫ばれて久しくなりました。同じ企業で同じ領域の業務を長年従事することは評価すべきである一方、各社に閉じたキャリア経験だけでは人材の潜在力を十分に活かし切れていないとも言えます。弊社は業務のBPOだけでなく、BPO対象業務に従事されてきた顧客社員の方々（シニア人材も含む）も弊社に移籍（在籍出向、転籍、研修等）して頂くサービスを提供しています。この人材受入れBPOはコスト削減だけでなく、人材の流動化並び社員のキャリア開発にも寄与するものと考えています。
さらに、日本社会はより一層のスピードが求められています。新規事業の立ち上げ、人材流出（退職・休職）に伴う業務の継続性、大胆なコスト削減等を迫られているケースが急増しています。現状調査、業務設計/移管、システム構築、人材採用/受入れ・研修、施設整備、サービス開始（業務運用）を、約2か月間で実現している実績が多数あります。このマッハBPOは、日本社会・企業の迅速・機動性を補完するアクセルと認識しています。
私たちは従来のBPOの概念を超えて、日本未来の創生に貢献することを目指しています。リショアリングBPO、人材受入れBPO、マッハBPOだけでなく、構造改革の実現、政府の新施策の支援、シニア人材や地方（過疎地等）人材の積極採用等も通じて、日本社会が解決しなくてはならない課題に対するサービスの担い手になりたいと思います。新会社の利点、挑戦心・創造性・スピード、そして使命。日本社会・企業が地平線から新たな輝きを放つため、今後も継続して日本未来の創生に向けたサービスを提供し続けることをお約束し、ご挨拶といたします。